同じ花材でも、デザインやラッピングが変わると雰囲気が変わります
昨日仕入れた花材で今日は、「フェイシングオールラウンド」の練習をしました。
昨日と同じ花材でも、デザインが違うと雰囲気がガラリと変わります。
(アジサイは、今日は紫色のものを使っています。)
花材の組み合わせや挿す位置の違いによっても印象が変わってきますね。
今日は、使っているお花の色に合わせて、紫と茶色の不織布を使ってラッピングをしました。
ラッピングに使う不織布の色は、アレンジメントで使われているお花の色を使うとまとまりよくラッピングができます。
1枚目の写真は、アジサイとアスターの紫に合わせた紫の不織布でラッピングをし、リボンも紫にしました。
中心の濃いピンクのバラが印象的な、エレガントなアレンジメントになりました。
写真2枚目のアレンジメントは、中心のバラが薄いベージュに近いピンクのため、茶色の不織布を使ってみました。
はっきりと似た色がなくても、同じ系統の色であれば違和感のないラッピングにできます。
茶色は落ち着いた色なので、ラッピングに使うには地味かなと思われるかもしれませんが、合わせてみるとお花の華やかさが際立ち、落ち着いた雰囲気の中にも華やかさのあるラッピングになります。
アレンジメントを受け取られる方や、飾られる場所の雰囲気に合わせた花材や色合わせのアレンジメントを送られたら、きっと喜んでいただけると思います。
ご自分やご自宅用にアレンジするときは、その時の気分に合わせたり、こんな気分(雰囲気)になりたいなと思う色合わせにしたり、色の持つ心理的な効果を楽しむのもいいですね。
今日の花合わせ、色合わせは、しっとりとエレガントに落ち着いた気分を表しているように感じます。
今のあなたは、どんな雰囲気のアレンジメントにしてみたいですか?