デンファレ 夏でも長くお花を楽しめます
デンファレとは
デンファレとは「デンドロビウム・ファレノプシス」という名前が正式名称の洋ランの一種です。
デンドロビウムは、ラン科セッコク属に分類される植物で、通常、園芸種の洋ランとして栽培されているものです。
![デンドロビウム](https://happyflower-momo.com/wp-content/uploads/2022/09/24409459_s.jpg)
ファレノプシスは、コチョウラン(ラン科・コチョウラン属)の学名です。
![](https://happyflower-momo.com/wp-content/uploads/2022/06/P6050050-1024x768.jpg)
デンファレはデンドロビウム(ラン科・セッコク属)の植物でありながら、花の咲き方や花の形がファレノプシス(コチョウラン ラン科・コチョウラン属)によく似ていることから名付けられた和名ということです。
デンファレは、もともと熱帯地方に自生する植物のため、暑さには強いですが、寒いのは苦手な植物です。
切り花としては、一年中出回りますが、鉢物は6月〜9月の気温の高い季節に多く販売されます。
夏でも花もちのよいデンファレ
仕入れた時の状態や、その後の環境などによっても変わりますが、暑さに強いデンファレは、夏でも長い間お花を楽しめます。
こちらは8月6日に仕入れた田原市産のデンファレです。
![デンファレとアジサイ](https://happyflower-momo.com/wp-content/uploads/2022/09/P8060022-scaled-e1662078217490-1024x619.jpg)
講座の課題用として「ギフト フェイシングオールラウンド」にアレンジしたり、「ホライゾンアレンジ」として玄関に飾ったりしました。
![](https://happyflower-momo.com/wp-content/uploads/2022/09/P8080032L-scaled-e1662078333437-1024x733.jpg)
![](https://happyflower-momo.com/wp-content/uploads/2022/09/003-DSC_1460L-scaled-e1662078249139-1024x728.jpg)
このデンファレは9月になるまでお花を楽しむことができました。
さすがに購入した時の姿のままではないですが、下の方から花が咲き終わっていき、先端部分の花が今日(9月2日)まで残っていました。
デンファレは長い間咲いた後、茎から花の部分がぽろっと落ちます。
落ちてしまった花もきれいな状態なら、そっと水に浮かべるように飾っておくと、そこからもう数日かわいいお花を楽しめます。
![デンファレ2](https://happyflower-momo.com/wp-content/uploads/2022/09/P9020007-scaled-e1662078813317-1024x798.jpg)
![デンファレ](https://happyflower-momo.com/wp-content/uploads/2022/09/P9020006-scaled-e1662078779575-1024x772.jpg)
これまで一日中冷房をつけていたこともなく、外出した時はかなり暑い室内になることもありましたが、暑さでしおれてしまうことなく元気に咲き続けてきました。
8月の夏真っ盛りの暑さの中、ひと月ほども咲いた本当に花もちの良いデンファレです。
暑い季節は花のもちが悪くなりますが、デンファレのような暑さに強いお花を選んでアレンジすれば、長くお花を楽しめますね。