『大地のエネルギー』で育てられたバラ

昨日バラ農家さんから購入してアレンジしたバラ、「ニューブライダル」と「ラブリーグリーン」が見事に開花し、優美な姿を見せてくれています。

7月10日バラたち
7月10日

こちらは昨日の様子です。
まだ花が硬く閉じている感じです。

本日のバラ
7月9日の様子

7月10日のアレンジの様子です。

7月10日トライアンギュラー

足元に入れたオレンジのバラも大きく開き、空間いっぱいになっています。(写真右下・3枚目)

昨日(7月9日)アレンジした時はこのような感じでした。

ヒマワリのトライアンギュラー
ヒマワリのフェイシングオールラウンド

とても暑い時期でも元気にいきいきと花開く力強さに、大切に育てられた農家さんのバラへの想いを感じます。

こちらのバラ農家さんは、「土壌栽培」によってバラを生産されています。

今、全国のバラの生産は8割が「水耕栽培」ということなのですが、『大地(グラウンド)のエネルギーで育てたい』という想いから、「土壌栽培」にこだわった栽培をしているということです。

「土壌栽培」で育ったバラは、大地に根を張り、太陽に向かって育つことで、株ごとの品質の差は出るものの花持ちが良いということでした。

田原市のバラ

​私がアレンジメントに使わせていただいた感想は、花持ちもさることながら、花が硬い状態から花開く力強さは見事なものだと思います。

購入した時は、花首が小さく存在感も薄いように感じるのですが、花開いた時には花が1.5倍から2倍ぐらいの大きさになり、その変化に花自身のもつ生命力を感じます。

また、くるりと反り返るほどの花びらの張りや瑞々しさからも、力強く元気に生きている様子が伝わってきます。


これも『大地(グラウンド)のエネルギー』で育った良さなのかもしれないです。

植物の持つ自然のエネルギーを感じながら、生産者さんの想いも伝わるように、大切にアレンジしていきたいです。

芍薬のようなバラ