「ドラセナ」フラワーアレンジメントの後、観葉植物としても楽しめます
フラワーアレンジメントに使った後のドラセナの茎が根付き、観葉植物としても楽しんでいます。
ドラセナとは
ドラセナは室内で育てやすい観葉植物として人気の高い植物です。
ドラセナはとても種類が豊富で、葉の色や形、樹高など色々なバリーエーションがあり、お部屋の雰囲気に合わせたものを置くことができます。
特にドラセナのマッサンゲアナという品種は、
「幸福の木」としても親しまれています。
フラワーアレンジメントでも大活躍の「ドラセナ」
ドラセナはフラワーアレンジメントでも、花と花の空間を引き締めるために用いたり、グリーン(葉物)としてアレンジメントの輪郭を形作るために活躍します。
フラワーアレンジメントには、ドラセナコーディラインという葉が大きめのものを使うことが多いです。
ドラセナコーディライン(パープルコンパクター)を空間の締めに使用したアレンジメントです。
パープルコンパクターは、濃い紫の葉のドラセナです。
グリーン(葉物)として使うときは、ドラセナコーディライン(スノーホワイト)を使うことが多いです。
スノーホワイトは、大きく鮮やかなグリーンの葉が特徴のドラセナです。
ドラセナはフラワーアレンジメントに使った残りの茎から育てられます
フラワーアレンジメントにはドラセナの先端の部分や葉を使うので、アレンジ後にドラセナの茎が残ります。
その茎を花瓶などに挿しておくと茎の下の方から根が出ます。
(ドラセナを水挿しや挿し木にする場合、葉を2、3枚つけた茎を使った方がよいのですが、上記のドラセナは葉を全部使ってしまったものなので、うまく育っていくか経過観察中です。)
こちらは、昨年11月にフラワーアレンジメントで使用した、パープルコンパクターの茎から育てたものです。
このパープルコンパクターの先端部分を使用したアレンジメントです。
紫がかった濃い葉が、フラワーアレンジメントの空間を引き締めてくれます。
このパープルコンパクターは、先端部分をアレンジメントに使い、茎に葉が残った状態のものを発根させました。
花瓶の中で十分に発根させてから鉢に植え替え、観葉植物として楽しんでいます。
ドラセナ その他の増やし方と時期
ドラセナの増やし方
< 挿し木 >
ご紹介したようにドラセナは、茎を水に挿しておくだけ(水挿し)でも簡単に増やすことができますが、挿し木用の土を用いてポット鉢に挿し木をしても増やせます。
< 茎伏せ >
その他に、短くカットした茎を土の上に寝かせておく「茎伏せ」という方法でも増やすことができるそうです。
増やすのに適した時期
ドラセナを増やすのに適した時期は、5月下旬〜9月の成長が盛んな時期です。
この時期に水挿しや挿し木などをすると、発根するのが早く成功率が上がります。
11月に水差しにしたパープルコンパクターも発根して成長しましたが、成長盛んな時期ではなかったので時間がかかりました。
そのため、ドラセナを増やす際には、やはり成長期の方がおすすめです。
まとめ
観葉植物としても、フラワーアレンジメントにも大活躍のドラセナ。
簡単に増やすことができるので、フラワーアレンジメントの後に観葉植物として育ててみたり、
観葉植物として育てているものが大きくなって剪定をしたら、フラワーアレンジメントに加えてみたり、
色々な楽しみ方ができます。
ドラセナの楽しみ方の参考になれば嬉しいです。