「ドラセナ」フラワーアレンジメントの後、観葉植物としても楽しめます

フラワーアレンジメントに使った後のドラセナの茎が根付き、観葉植物としても楽しんでいます。

ドラセナ
ドラセナコーディライン(パープルコンパクター)

ドラセナとは

ドラセナは室内で育てやすい観葉植物として人気の高い植物です。

ドラセナはとても種類が豊富で、葉の色や形、樹高など色々なバリーエーションがあり、お部屋の雰囲気に合わせたものを置くことができます。

ドラセナ マッサンゲアナ
ドラセナ(マッサンゲアナ)


特にドラセナのマッサンゲアナという品種は、
「幸福の木」としても親しまれています。

フラワーアレンジメントでも大活躍の「ドラセナ」

ドラセナはフラワーアレンジメントでも、花と花の空間を引き締めるために用いたり、グリーン(葉物)としてアレンジメントの輪郭を形作るために活躍します。

フラワーアレンジメントには、ドラセナコーディラインという葉が大きめのものを使うことが多いです。

ドラセナコーディライン(パープルコンパクター)を空間の締めに使用したアレンジメントです。

パープルコンパクターは、濃い紫の葉のドラセナです。

ドラセナを使ったアレンジメント
パープルコンパクターを使ったアレンジメント

グリーン(葉物)として使うときは、ドラセナコーディライン(スノーホワイト)を使うことが多いです。

スノーホワイトは、大きく鮮やかなグリーンの葉が特徴のドラセナです。

ドラセナを使ったアレンジメント5
スノーホワイトを使ったアレンジメント

ドラセナはフラワーアレンジメントに使った残りの茎から育てられます

フラワーアレンジメントにはドラセナの先端の部分や葉を使うので、アレンジ後にドラセナの茎が残ります。

その茎を花瓶などに挿しておくと茎の下の方から根が出ます。

ドラセナ水挿し
アレンジメントに使った後の茎
1週間ほどで発根します

(ドラセナを水挿しや挿し木にする場合、葉を2、3枚つけた茎を使った方がよいのですが、上記のドラセナは葉を全部使ってしまったものなので、うまく育っていくか経過観察中です。)

こちらは、昨年11月にフラワーアレンジメントで使用した、パープルコンパクターの茎から育てたものです。

ドラセナ4
ドラセナコーディライン(パープルコンパクター)

このパープルコンパクターの先端部分を使用したアレンジメントです。

紫がかった濃い葉が、フラワーアレンジメントの空間を引き締めてくれます。

ドラセナを使ったアレンジメント2

このパープルコンパクターは、先端部分をアレンジメントに使い、茎に葉が残った状態のものを発根させました。

花瓶の中で十分に発根させてから鉢に植え替え、観葉植物として楽しんでいます。

ドラセナ その他の増やし方と時期

ドラセナの増やし方

 挿し木 

ご紹介したようにドラセナは、茎を水に挿しておくだけ(水挿し)でも簡単に増やすことができますが、挿し木用の土を用いてポット鉢に挿し木をしても増やせます。

< 茎伏せ >

その他に、短くカットした茎を土の上に寝かせておく「茎伏せ」という方法でも増やすことができるそうです。

増やすのに適した時期

ドラセナを増やすのに適した時期は、5月下旬〜9月の成長が盛んな時期です。

この時期に水挿しや挿し木などをすると、発根するのが早く成功率が上がります。

11月に水差しにしたパープルコンパクターも発根して成長しましたが、成長盛んな時期ではなかったので時間がかかりました。

そのため、ドラセナを増やす際には、やはり成長期の方がおすすめです。

まとめ

観葉植物としても、フラワーアレンジメントにも大活躍のドラセナ。

簡単に増やすことができるので、フラワーアレンジメントの後に観葉植物として育ててみたり、

観葉植物として育てているものが大きくなって剪定をしたら、フラワーアレンジメントに加えてみたり、

色々な楽しみ方ができます。

ドラセナの楽しみ方の参考になれば嬉しいです。

ドラセナを使ったアレンジメント3