【フラワーアレンジメント】イギリススタイルフラワーアレンジメントの魅力と特長
イギリススタイルフラワーアレンジメントの魅力に惹かれ、庭で育てたグリーンをアレンジメントに使い、お花や植物とふれ合う心なごむ日々を過ごしています。
ナチュラルな美しさが素敵な、イギリススタイルフラワーアレンジメントの魅力についてご紹介します。
イギリススタイルフラワーアレンジメントの魅力
イギリススタイルフラワーアレンジメントは、お花が庭や花壇にいきいきと咲いている姿をアレンジメントで表現するように、植物の自然な姿を生かしたナチュラル感あふれるアレンジメントです。
お花や植物の自然な姿を生かしてアレンジメントを作っていくため、茎や枝の流れにはのびやかな動きがあります。
また、お花や植物との間には自然な空間があ流ため、穏やかに風がそよいだり、蝶々が花から花へと楽しそうに飛びかったり
する様子がイメージされるようなアレンジメントです。
このようなアレンジメントを作るために、大きく二つの特長があります。
特長1 庭に咲いてるようにアレンジメントを作る
イングリッシュガーデンは、花の咲く時期や、色合い、植物ごとの大きさや背丈の違いなどを綿密に考慮され、ナチュラルで美しい庭になるように造られています。
イギリススタイルフラワーアレンジメントは、このようなイングリッシュガーデンに咲く花のようにアレンジされています。
ナチュラルなアレンジメントになるように、具体的に5つのポイントがあります。
自然な枝や茎のラインを生かす
植物は、茎がまっすぐのものあれば、曲がっていたり、枝が広がっていたりします。
その自然なラインを生かしてアレンジすることで、庭に咲いているようなナチュラルな雰囲気にアレンジすることができます。
グリーン(葉物)をたくさん使う
一つのアレンンジメントを作るのに3~5種類のグリーンを使います。
グリーンをたくさん使うこで、緑豊かな自然の中にお花がいきいきと咲いている様子が表現できます。
左右非対称でアレンジをする
自然に生えている植物が左右非対称なのと同じように、アレンジにおいても左右や対角、隣り合う場所に使う花材は違うものを使い、左右非対称にアレンジします。
高低差をつけてアレンジする
ナチュラルに感じる庭は整然と整っているのではなく、色々な植物が生え、背丈も高いものや低いものが入り混じっています。
そのナチュラルな庭の様子を表現できるように、お花やグリーンを左右非対称に、また高低差をつけてアレンジします。
空間(隙間)を生かしてアレンジする
イギリススタイルフラワーアレンジメントでは、お花やグリーンの間の空間も大切にします。
お花やグリーンがぶつからないように空間を意識してアレンジすることで、まるで蝶々が花から花へ楽しそうに飛んでいる姿がイメージできるようなアレンジメントになります。
特長2 アレンジの基本の手順と形がある
イギリススタイルフラワーアレンジメントでは、アレンジをしていく基本の手順があります。
イギリススタイルフラワーアレンジメントの基本の手順
1、グリーンでアレンジメントの輪郭を作る(ホリエージを作ると言います)
2、ポイントとなるお花を入れる
3、全体のライン(輪郭)を作るお花を入れる
4、グリーンで全体の形を整える
上記の基本的な手順を覚えることで、スムーズにアレンジをすることができるようになります。
また、基本となる数種類の形をマスターすれば、少し形を崩したり、サイズを大きくしたり小さくしたり、遊びを入れたり、多彩なアレンジを楽しむこともできるようになります。
特長3 育てて楽しむ「カッティングガーデン」
上記の特長の他に、イギリススタイルフラワーアレンジメントでは、お庭やプランターで育てたグリーンをアレンジに使う、「カッティングガーデン」を楽しむこともできます。
グリーンには、アイビーやローズマリー、ミント、ゼラニウムなどの植物を使います。
これらの植物は比較的簡単に栽培することができるので、自分で育ててアレンジを楽しむことができます。
レッスンで作ったアレンジメントのお花が咲き終わっても、グリーンは元気に青々としていることが多いです。
そのようなグリーンを挿木にして育てていくこともできます。
まとめ
イギリススタイルフラワーアレンジメントは、お花や植物とのかかわりを楽しみながら、ナチュラル感あふれるアレンジメントを作ることができます。
イギリススタイルフラワーアレンジメントの魅力が伝われば嬉しいです。