フラワーアレンジメントのグリーンに最適な「キソケイ(黄素馨)」を育てるとしたら

フラワーアレンジメントのグリーン(葉物)に「キソケイ(黄素馨)」を使うことがあります。

ソケイ
キソケイ(黄素馨)
ソケイを使ったアレンジメント2
キソケイを使ったアレンジメント
ソケイを使ったアレンジメント
キソケイを使ったアレンジメント

葉の広がりや緩やかに伸びる枝の自然な姿を生かしてアレンジすると、エレガントでナチュラルな感じにアレンジすることができます。


キソケイはフラワーアレンジメントだけでなく、生け花などでも活躍するグリーンです。

アレンジメントに使った後のキソケイの枝を花瓶に挿しておいたところ、瑞々しい新芽が出てきました。

ソケイ5
キソケイの新芽

このまま挿し木にして育ててみたいですが、どれぐらいの樹高になるのか、鉢植えでも育てられるのか調べてみました。

キソケイ(黄素馨)とは

フラワーアレンジメントや生け花などで使われるこの「キソケイ(黄素馨)」のことを、お花屋さんなどでは「ソケイ」と言われることが多いです。


しかしソケイ(素馨)とは、ジャスミンの中国名だということです。

ジャスミンもキソケイもモクセイ科ソケイ属の植物ですが、ジャスミンはつる性で花はとても良い香りがします。

キソケイは常緑低木でジャスミンに似た黄色の花には、ジャスミンのような強い香りはないようです。

キソケイは、西南アジアからヒマラヤが原産地であり、ジャスミンに似た黄色の花が咲くため「ヒマラヤジャスミン」「ヒマラヤソケイ」と言われることもあるそうです。

「キソケイ」と「ソケイ(ジャスミン)」は、同じ仲間の植物ですが、その特徴はずいぶん違うようです。

キソケイ(黄素馨)を育てるとしたら

キソケイは耐寒性も耐暑性も強くとても育てやすい植物のようです。

さらに生育旺盛ということで、鉢植えよりも庭植えの方が向いているということです。

庭植えにした場合、手をかけないと樹高は2mほどになり、樹冠(木の上の枝や葉が広がった部分)もかなり大きく広がってしまうため、こまめな剪定が必要なようです。

鉢植えの場合、ぐんぐん育ち根もよく張るキソケイなので、2年に1度は植え替えが必要ということでした。

ソケイ4


キソケイは挿し木で増やすことができるそうなので、新芽が出てきた枝を挿し木にして育てることも可能なようですが、大きく育ち過ぎてしまうことに注意する必要があります。



庭植えの方が適しているということでしたが、かなり大きく育ってしまいそうなので、まずは鉢植えで育てて様子を見ていこうと思います。