オリーブ 元気な葉が復活!!試みた3つの対処法
長丸のかわいい葉や、銀色がかった緑の葉裏が特徴的なオリーブは、観葉植物としても庭の植栽としても魅力的な木です。
オリーブは、フラワーアレンジメントのグリーンとして使うこともできるため、我が家も門柱の隣にオリーブを植えてあります。
葉を茂らせて、フラワーアレンジメントに活用できることを期待していたのですが、昨年までは幹は細くひょろひょろで葉もまばらな感じでした。
さらに虫に葉を食べられているところもあり、枯れてしまうのではないかと思う状態でした。
そんな状態のオリーブでしたが、以下の3つの対処法を試みたところ、今は元気な葉が青々と出てくるようになりました。
1オリーブが元気を取り戻した3つの対処法
1-1幹の先端をカット
もうだめかもしれないと思いつつもなんとか元気になってくれたらと思い、今年の春、思い切って剪定をしてみました。
ひょろひょろした幹を切ってしまって大丈夫か心配でしたが、幹の成長を止めて太くなるように、ひょろりと長かった幹の上部を切り落としました。
1-2調子が悪そうな枝をカット
次に、虫に食べられたり変色したりした葉がついている枝を全部切り落としました。
殺虫剤を使ったわけではないので、昨年、葉に虫がついたということは、今年もその危険性があるので注意が必要ですが、今のところまだ虫の影響はなく元気な葉をつけています。
虫の被害が出るようなら、今年は殺虫剤を使おうと思います。
1-3夏の水かけを最小限に
昨年、ガーデニングも手がけているお花屋さんで庭の様子を話したところ、ちょっと水をかけ過ぎているのではないかということを教えていただきました。
お花屋さんによると、鉢植えやプランターの植物はしっかりと水を与えないといけないが、地植えの植物はそれほど水をかけなくても大丈夫ということでした。
昨年までは、夏の暑い時期、地植えの植物たちにも朝晩たっぷりと水かけをしていたので、水のかけ過ぎだったようです。
さらに、オリーブは過湿を嫌うため、水をかけ過ぎた上に高温多湿な夏の気候で元気がなくなってしまったのかもしれません。
そのため今年は、長い間雨が降らない日が続いた時以外は水かけを控えるように気を付けました。
以上の3つの対処法をした結果、昨年よりも青々とした元気な葉が茂ってきました。
2元気になってきたオリーブ、でも気になることも
昨年よりだいぶ元気になってきたオリーブですが、気になることがあります。
上の方にだけ葉っぱが茂って、下の方は葉がないのです。
後ろから見ても、
幹の途中がスカスカです。
元気にはなったものの、理想的な樹形ではないのです。
このような状態からでも、下の方から葉を茂らせることができるのでしょうか?
3近所の造園屋さんに助けてもらうことにします
そんなことを悩んでいた矢先、近所の造園屋さんが犬の散歩をしているところを発見!!
(この造園屋さんも、ハッピーをかわいがってくれたのをきっかけに親しくなりました。)
我が家のオリーブのことを相談してみると、
「オリーブは、幹を切ったところからどんどん枝を出していくから、下の方でバッサリ切ってあげるといいよ。」
と教えてくれました。
バッサリ切っても大丈夫と言われても、
どのあたりで切ればいいのか?
素人が切ってしまっても大丈夫なのか?
心配です。
庭の手入れや木々の様子も、この先どのようにしていけばよいのか気になることもあるので、オリーブのことも含め一度様子を見ていただき、今後の相談をしていくことにしました。
4さすがプロ、庭造りは奥が深く興味深そうです
今までは、お互い飼っている犬のことやちょっとした植栽の話をするぐらいでしたが、今日はオリーブのことをきっかけに、造園屋さんの庭造りに対する考えを聞かせていただくことができました。
岩や和風と思われがちな植栽も使い方次第で洋風にもなる。
だから、和風、洋風と決めつけてしまうのは固定観念で、もっと自由な発想で考えるといいと思うなど、今まで学ばれたことや経験から庭に対する深い想いをお話ししてくれました。
庭は造った時が完成形ではなく、木々や植物の成長とともに変化し味わい深くなっていくものだと思います。
京都などにある素晴らしい日本庭園は、完成形なのかもしれないですが、普通の家の庭などは、絶対的な完成形はなく、でもこんな感じになったらいいなという未来を想像しながら手を加えていくように思います。
それなりの年月がかかりますが、その分、楽しみも愛着も深まります。
造園屋さんと相談しながら、我が家の庭の変化もじっくりと楽しんでいきたいです。