梅酒1ヶ月後の様子
初めて梅酒作りに挑戦してから、約1ヶ月が経ちました。
順調に進んでいるのかどうなのか?
気になることがあります。
①梅が浮かんでいること
②しわしわの梅の実があること
これらのことについて調べてみました。
①梅が浮かんでいることについて
梅酒の梅は沈んでいるイメージでしたが、梅の実がぷかぷかと浮かんでいます。
梅の実が浮かんでいるのは大丈夫なのでしょうか?
また、どうして浮かんでしまうのでしょうか?
梅が浮かぶのは、使った氷砂糖の量と関係があるようです。
氷砂糖がホワイトリカーに溶けた液は重いためビンの底に溜まります。
この糖分の濃い部分よりも、梅の実の方が比重が軽いために梅の実が浮くということです。
梅の実と同じ量から7割程度の氷砂糖で梅酒を作ると、だいたい浮いてしまうそうです。
しかし時間の経過とともに、梅の実が液を吸い込んで重くなるため沈んでいくということです。
梅の実が浮かぶことはよくあるようですが、浮かんでいる状態が続くと、空気に触れている部分から発酵して傷む可能性もあるため、時々ビンを揺すって実にお酒が浸かるようにするといいそうです。
梅をアルコール消毒するようなイメージですね。
②しわしわの梅の実があることについて
下の方にしわしわの梅の実があります。
実家で作っていた梅酒にもしわしわの実があったので大丈夫だと思いますが、しわしわになってしまうのはどうしてでしょうか?
このしわしわは、「糖の浸透圧」によってできるそうです。
梅の実を砂糖に浸すと、外側の糖濃度に比べ実内部の糖濃度の方が低いため、梅の実は内部の水分を出して外側の砂糖を溶かして濃度を一定にしようとするそうです。
これを「浸透圧」といい、この作用で梅の実がしわしわになるそうです。
梅に対して砂糖の量が多いと糖濃度が高くなり、シワシワ度も増します。
我が家の梅酒の様子をよく見てみると、下の方の実がしわしわになっています。
きっとこれは、下の方が糖濃度が高いからだろうなと思います。
氷砂糖もまだ下の方に溜まっているので揺らしていかないとなのですが、揺らすと蓋から液がにじみます・・・。
密閉性が低い容器で作ってしまったようで、それはそれでちょっと心配しています。
元気よく揺することはできませんが、様子を見ながら時々優しく揺すってみようと思います。
(あまり混ざらないかもですが・・・。)
梅の実がしわしわにならないようにするには、
・漬ける前の梅の実に、竹串や爪楊枝で10箇所ほど穴を開けてから漬ける
・梅の実を冷凍してから漬ける
・アルコール度数の高いお酒に漬ける
・少なめの糖で漬ける
・長期間漬け過ぎない
などの対策があるようです。
しわしわの梅の実はあまり美味しくないので、来年はしわしわ予防対策をしたいです。
我が家の梅酒がどう変化していくのか!?
今後も経過観察していきます。